今回はニュースでも報道された羽生結弦さんの離婚騒動について個人的な解釈と、考察をお伝えしようかと考えています。
わずか105日という期間、結婚されたお相手に対して必要以上につきまとうものから守るために離婚を選択された羽生結弦さん。
しかし「現代ビジネス」ではまったく別視点から記事を公開したことにより、問題となっています。
以下は自分なりにピックアップして記事にしてみました。
※記事を書くにあたり、おもにWikipediaを参考としています。
・羽生結弦さんがどんな人物なのか
・アスリート選手からプロのアスリートへ
・結婚・そして離婚
・現在ビジネスが配信した記事の内容
羽生結弦さんがどんな人物なのか
元フィギアスケート選手であり、きりっとした顔立ちから多くの女性ファンを魅了したスーパースターです。
しかし実は幼いころから気管支喘息の持病と戦い、スケートを始めた当初の目的は喘息を克服することにあったとされています。
現在はプロのアスリートとして活躍されており、達成されてきた記録も「すごい」という言葉しか出てこないほどなのです。
主要国際大会にて大活躍
2014年ソチ五輪・2018年平昌五輪2大会連続オリンピック金メダリスト。2020年主要国際大会6冠全制覇を果たします。
これによりスーパースラム・ゴールデンスラムとなります。
大まかにまとめますと、2014・2017年世界選手権各優勝。
2013年から2016年グランプリファイナル4連覇。2012 – 2015年・2020年・2021年全日本選手権通算6回優勝。世界ランキングは2013/14 – 2017/18年まで5シーズン連続1位。
2016年オータムクラシック、ショートプログラムにおいて、非常に難しいとされる世界初の4回転ループジャンプに成功 。ISUジャッジングシステムのもとに開催された国際スケート連盟 公認大会において、史上初めてショートプログラムで100点、フリースケーティングで200点、トータルスコアで300点超えを達成。
2019-20シーズンの終了時までに世界記録を通算19回更新されています。
しかし難しい演技に挑戦すればケガも伴います。練習中に4回転ルッツという技で失敗し転倒して負傷。「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」となり、やむを得ず欠場。
ルッツとは滑走の力を利用せず、ジャンプする技なので非常に難しいとされています。
以降もケガと戦いながらも数々の功績を残されていきます。
アスリート選手からプロのアスリートへ
2022年に記者会見にて決意表明をされます。
結婚・そして離婚
結婚したタイミングは具体的にはわかっていませんが、結果的にお相手とはわずか105日間というあまりにも短い期間で離婚する形となってしまいました。
原因は結婚されたお相手に必要以上に「嫌がらせ」が相次いだこと。
祝福されるべきことなのに、本当に残念なことです。
「誹謗中傷や無許可の取材、報道等、迷惑行為はおやめください」
以下はJ‐CAST様の記事より引用しています。
2023年8月4日に結婚を発表した羽生さんは11月17日、パートナーと離婚するとX(旧ツイッター)を通じて発表した。羽生さんはマスメディアなどによる誹謗中傷や無許可の取材があったと明かしており、SNSでは、メディアの責任を問う声が相次いでいる。
(以下引用)
「現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります」
(以上引用)
離婚発表の最後に、羽生さんは「誹謗中傷や無許可の取材、報道等、迷惑行為はおやめください」とも訴えている。
やはり輝かしい功績を残されてきた羽生さんだからこそ、注目されてしまうのも仕方ないかもしれませんが、過剰な取材は許されるものではありません。
そんな背景がありながらも、現在ビジネスから信じがたい記事が配信されます。
「現在ビジネス」が配信した記事の内容
以下は女性週間PRIMの記事より一部引用です。
『現代ビジネス』が《「バイオリニスト妻」の地元が抱く「違和感」の正体》との記事を配信。内容は『新周南新聞社』に話を聞いたもの。
《羽生さんは少し前に写真集を盛んに宣伝していましたが、都合のいいときだけメディアを使い、都合が悪ければメディアのせいにする。これはいかがなものか》
と、反論。お相手は、地元に帰れば無償で子どもたちにバイオリンを聞かせてくれる地元の宝であると前置きし、
結婚相手を隠すのは女性軽視
《結婚相手を隠し通そうなんて女性蔑視もいいところ》
《世間に知られたから出て行けということでしょうか。よくもまぁこれだけ女性をバカにしたことができるなと》
といった持論を展開。
個人的には、よくもこんなことが言えるなぁ、が率直な感想。
さらに記事はこのように続きます。
意図しない内容が伝わってしまう
――『現代ビジネス』の記事を受け、羽生のファンから抗議の電話は増えた?
「そうですね……」
――どのような内容の電話があるのか?
「……ご想像のとおりの内容だと思います」
――今回の発言は、問題があったと考えているか?
「当社としては現在、外部に対する発信は控えている状態です。『現代ビジネス』の記事のように、他のメディアを間に入れて当社が発信することで、こちらが意図していない内容が伝わってしまうことを、今は避けたいと思っています。意図していない内容が、予測もつかない広がり方をしてしまうので……。ご協力できず、申し訳ありません」
とのことだった。
日本を代表するフィギュアスケート選手の離婚だけに、世界中が注目している。この騒動の行方は――。
記事を読む限り、我々に悪意はありませんということを主張されているように感じますが、呆れてものも言えません・・・。
まとめ!
羽生さんは離婚されるときに、お相手の方の名前を伏せて守るという形をとりました。
それをよく思わない週刊誌が羽生さんをさも悪者のように取り扱い、女性蔑視とまでもっていくのが問題となりました。
大スターの素顔を少しでも知りたい、自分たちの記事にしたい行動から離婚という形になってしまったことに、本当に残念でなりません。
もう少しプライベートを考慮して、取材をしてほしいと個人的には感じました。
それでは本日は、このあたりで。