ナガブンのつぶやき

「セクシー田中さん」の作者、芦原妃名子先生死去、広がる誹謗中傷の謎

今回は「セクシー田中さん」の作者である芦原妃名子先生が自殺されるという大変残念な報道がなされ、世間に衝撃が走りました。

ここでは「広がる誹謗中傷」に焦点をあてていますので、炎上している理由など知りたい方は「えまそらブログ」さんなどを参考にしていただければと思います。

【画像】相沢友子のインスタ内容の炎上理由6選!芦原妃名子に喧嘩を売っていた? | えまそらブログ (emasora.com)

ここではセクシー田中さんがどんなストーリーだったのか、またどんなトラブルがあったのかをまとめました。

原因は原作がドラマ化の際に原作どおりとはならなかった

原作である作者のとおりにドラマが作られなかったことが今回の問題点ではあります。

芦原妃名子先生が要望しても、聞き入れてもらえず違う形になってドラマ化となってしまい、心身ともに疲れて命を絶たれてしまったのではないかと推測されます。

・セクシー田中さんのおおまかなストーリー概要

婚活に励む派遣OL・倉橋朱里は、アラフォーで地味な経理部のOL・田中京子の雰囲気がここ最近変化したことが気になっていた。 そんなある日、朱里は立ち寄ったレストランで初めてベリーダンスを鑑賞し、妖艶で煌びやかに踊るベリーダンサー・Saliのダンスに魅了された。目に焼き付いたSaliの立ち姿が、後日、社内を歩く京子のそれと一致することに気が付いた。京子は朱里にダンサーをしていることを社内の人間に知られたくない、内密にして欲しいと懇願したことが切っ掛けで、今まで殆ど接点がなかった二人に交友関係が生まれた。ひと回り以上歳の差のある二人だが、互いに刺激を受け合い、自身の新たな一面を見出していく。

ウィキペデアより引用

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▼ドラマ化での「セクシー田中さん」

ことの本末は以下のとおり。

日本テレビで放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で、漫画家の芦原妃名子氏(50)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。脚本をめぐって局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったと告白したことについて謝罪した。

 芦原氏は26日、「ドラマ『セクシー田中さん』について」とし、「色々悩んだのですが、今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、小学館とご相談した上で、お伝えする事になりました」と投稿。

ドラマ化にあたって“必ず漫画に忠実に”などの条件が守られていなかったことを明かし、自ら9、10話の脚本を手がけることになったと説明した。

 この告白は大きな反響を呼び、たちまち拡散。ドラマの脚本を担当した脚本家・相沢友子氏に対し批判の声が上がっていた。

 28日、芦原氏は「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とし、当該の投稿を削除。上記についてつづったブログも閉鎖した。

2024年1月28日(日)13時51分 スポーツニッポンより引用

きっかけは作者がご自身で脚本を書かざるを得ない状況になったことから

きっかけは作者がご自身で脚本を書かなければ納得できない状況になってしまったことからでした。相沢友子さんもXにて報告。このコメントにたまたま意見を書いた人物が誹謗中傷の対象となってしまったのです。

コメントしたのは文筆家で写真家の泉美咲月さん。

泉美咲月さんはどんな人物なのかというと文筆家・写真家・トラベルジャーナリスト・出版プロデューサー。

しかし多くの苦労が重なり、2023年7月より鬱の治療を受けておられます。

ことの経緯はドラマをたまたま見ていて、ドラマが終盤になって流れが変わったな、と素直に感想を投稿したことがきっかけで攻撃の対象に。

泉美さんは芦原さんの訃報が出た翌日の1月30日、自身のインスタグラムを更新。「芦原妃名子先生のご訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。昨日の夕刻、ニュースを目にし、言葉もなく悲しみにたえません」と述べた上で、相沢氏の投稿にコメントした理由を説明した。

泉美さんは「私は執筆業を致しておりますが、ドラマ『セクシー田中さん』で作品を知り、励まされた、いちファンに過ぎません。ましてやテレビ制作関係者でも、芦原先生、相沢友子先生との面識もございません」などと前提を説明した上で、プライベートでは「心労過労が重なり不調を覚え2023年7月より、鬱の治療を受けております」と明かした上で、「10月よりリモートワークに切り替え、心身の健康を取り戻すことに専念しておりました。その間、好きなベリーダンスに関したドラマが始まったと知り、視聴したところ、大変感銘を受けました」と視聴に至った経緯をつづった。

相沢氏の投稿にコメントした理由については、「ドラマが終盤になって流れが変わったように感じていたこともあり、素直にその投稿の感想を書きました」と説明。その際に「尊厳」という表現したことについては、次のように述べた。

(以下引用)

「多々ある制作事情の上で両先生のご事情を察して明記したものでした。書き手、作り手というのは、皆さま孤独なもので、それを察しての発言で、それ以上でもそれ以下でもありません」

(以上引用)

その後、泉美さんは1月27日に「相沢先生の投稿にコメントした私や他の方々が攻撃されている事態」を把握したと説明。「身も知らぬ方々のコメント内容に面喰いました。またXで炎上し、相沢先生がすでに閉じていられるコメント欄をスクショされたものが公開され、私や他の方々にまで攻撃が集まっていることに驚きました」

さらに、芦原さんの訃報後、泉美さんは「人殺し」「もう世に出てくるな」「詫びろ」という恫喝の言葉や、「なぜ芦原先生を攻撃した」というメッセージが多々届いたという。「寄せられる言葉に恐怖すら感じております。今や家族も身の危険を感じております」と述べた上で次のようにコメントした。

(以下引用)

「なにより、これ以上、悲しみ悩む方が増えて欲しくありません。そして、こうした悲しい出来事やニュースが傷ついた人の心をも巻き込んで、悲劇が二次三次に及ぶこともあって欲しくありません。どうぞ、ご理解をいただければ幸いです」

(以上引用)

J-CASTニュース より

■まとめ

「セクシー田中さん」の漫画が実写化するにあたり、原作通りにならず作者自ら脚本を書くことが大沢友子さんのXにて発表。たまたまドラマを見ていた一ファンである泉美咲月さんがコメントしたことがきっかけで、誹謗中傷の的となってしまった今回の件。

作者本人が自殺されてしまい、「誰がおいやったのか」という部分でSNSでは炎上傾向にあります。

しかしそうした攻撃が第二、第三と広がっていかないで欲しいとコメントを泉美咲月さんは残されています。

個人的にも同じ悲劇が繰り返されないで欲しいと願うばかりです。